デザイン


世界を知る建築スタジオの、
美学がある。
建物外観(2022年9月撮影) ※2
多様な表情を生み出す
京都+モダンなファサード。
京町家に見られる水平庇を1層おきに設け、調和と個性を表現。
南面バルコニー手摺は、素材の切り替え高さをスパンごとに変化させ多様な表情を演出。
西面・東面はシンメトリーで構え、端正かつ風格あるファサードを実現。
外装素材の一部に瓦のいぶし銀をイメージしたタイルを選定し、光の当たる角度で変化する色調に。
さらに石目調塗装、金属、ガラス素材を組み合わせ、
多様な表情と造り込まれた外観デザインを追求しています。
建築設計事務所「JMA」によるデザイン
光井純 & アソシエーツ 建築設計事務所
自国の持つ日本文化を基軸にしながら、国境や異なる文化を超えて様々なプロジェクトに取り組む光井純&アソシエーツ建築設計事務所/JMA。
日米両国の登録建築家として多数の受賞歴を誇る。
本プロジェクトでも、国際的な目線から京都のこの地のアイデンティティを具現化する。
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Bali Esperanza Villa Uluwatu
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豊洲のまちづくり
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HOTEL CANATA KYOTO
歴史文化を尊重し、
京都に住む新たな
価値を生み出します。
コンセプトは「粋」と「極み」。
京都へのリスペクトを胸に、従来の京都らしさにとらわれないモダンデザインを施すことで、京都に住まう新たな価値を生み出します。
コンセプトである「粋(スイ)」は文化を自らの内に取り込み、オリジナルに昇華すること。「極み」はその粋を優れた技術と手法でかたちにすること。素材の経年変化や空間の陰影まで楽しめる、新たな京都の景を描きます。
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「京町家」をモチーフに、
奥行きを活かした空間構成。
奥深い敷地形状を活かし、京町屋様式で空間を構成。
人をお迎えし、風が通り、光を取り入れる空間を「庭」に見立て、人と自然とのつながりを反映。
品格が漂う守られた空間である「主人の間」を住戸と見立て、
道のりを楽しみながら京都に暮らす価値を発見できる仕掛けを設えました。
平面駐車場
居住者用の駐車場は3台分を設置。奥行5m×幅2.8mのスペースを確保した、大型車も可能な平面式です。
屋内駐輪場
駐輪場(41台分)を建物内部に設け、快適性とセキュリティに配慮。
歩車分離設計
歩行者用アプローチと駐車場の間に植栽で緩衝空間を設け、安全性を考慮。
※駐車場は別途来客用兼サービス駐車場を1台分予定しています。※掲載の敷地配置図イメージイラストは、計画段階の図面を基に描き起こしたもので、行政官庁の指導、施工上の都合等により外観・外構・仕様・色調・植栽等が変更になる場合があります。表現されている植栽は、特定の季節の状況を示すものではなく、竣工から初期の生育期間を経た状況のものを想定して描いており、竣工時は植物の生育を見込んで必要な間隔をとって植えております。また、周辺道路・建物等は簡略化しています。
エントランスアプローチ(2022年10月撮影) ※3
掛け軸を変えるように、
四季折々の植栽がいざなう
「迎えの庭」。
季節ごとに掛軸や生け花を変える京都のおもてなし文化を植栽に反映。
花の咲く季節をコントロールした樹種を選定。花の色、香りを楽しみながら住宅へ向かうアプローチ空間をデザイン。川の流れを表現した石張りパターン、水面を表現した凹凸のある石の仕上げを用いて京都の風景を再現。自然素材に繊細な人の手を加え、新しい京都のデザインを探求しています。
エントランスホール(2022年10月撮影) ※1
風雅に出迎えるエントランス
「風の庭」、「光の庭」。
屋外から屋内へ連続する木調ルーバーによって空間にリズムを生みだし、風が心地よく通り抜ける様子を表現。木調ルーバーの形状は、現地から望む京都の山並みをモチーフにデザイン。ホール正面は3D金属パネルと天井から漏れる光の演出により鴨川の水の流れを感じさせ、どちらも京都の美しい風景を落とし込んだ小さな美術館を想起させるデザインを施しています。
内廊下(2022年10月撮影) ※4
ホテルを想わせる、
プライバシー重視の内廊下。
共用廊下はホテルを想わせる内廊下設計。プライバシーを守るとともに、天候に左右されない快適性を実現。内廊下のデザインは、意匠目地を用いた金色のラインを施し、空間の奥行きを演出。またダウンライトによる光だまりがさらなる空間の奥行きを生み出し、「粋」な設えにより、品格が漂う「主人の間」への道を演出します。